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Vol.13 情報は自分で守る、そんな時代なんです。 2006年11月13日 16:57

写真もくっきり
トールケースでのパッケージ
プロテクト機能を施したCDの中身
WindowsでCDの中身を確認。

個人情報保護や海賊版撲滅が
うるさく言われている今日この頃です。

情報保持のため、不正コピーを防ぐため、
各社がさまざまな方策を講じているようですが
最近、当社でも問い合わせが多いのは
「プロテクト機能付きCDプレス」

これは CD-ROMやCD-Rのデータを複製されたくない、違法なコピーから守りたいといったニーズに応えるCDプレス。
プロテクトだからといって
データ作成において余分な準備は必要ないという手軽さが身上です。

そもそもCDプレスとは CDコピーとは全く違う生産工程を踏むことをご存じですか?
1枚のマスターを元に複製を繰りかえすコピーとは違って
「スタンパー」というハンコのような“版”を作成して
版からCDにプレスしていくのです。

このスタンパーをつくるのに手間と費用がかかるのですが
大量生産する際には
コピーよりも版をつくるプレスの方が安くなるのは
紙における印刷と同じですね。
ちなみに、コピーよりもプレスが安くなるのは
200枚以上だといわれています。

話がそれてしまいましたが
「プロテクト機能付きCDプレス」
上記のスタンパーを作成する際に
プロテクト機能をオプションとしてプラスします。
データそのものは通常のCDプレスと同じように用意すればいいのですが
データの仕様によってプロテクトのプログラムが違うので
プロテクト処理は、データの中身に合わせたオーダー感覚。
かなり手間のかかる作業といえるでしょう。
さらにバージョンの新しいものなど
プロテクト機能が対応しないファイルもあり
これを確認するために
「検証版CD」で必ずチェックすることが必要です。

検証版CDを作成→顧客チェック→プレス→納品までの期間は約1ヶ月。
あるていど時間も、費用も、余分にかかると思ったほうがいいでしょう。

それにも関わらず問い合わせが後を絶たないのは
不正コピーや海賊版が
現代においていかに大きな問題になっているか…ということに他なりません。
基本的にプロテクトが必要なものは

  • 販売用のソフト
  • マニュアルや問題集など「ノウハウ」をビジネスにしたソフト
  • 著作権がらみのもの
  • 名簿などの個人情報

といったところでしょうか。
不正コピーや個人情報の漏洩によるリスクは
する側も、される側も、大きなダメージを被ります。 

コピーされたくない情報は、きちんと守る。
そんな時代なんですよね、悲しいけど。